「変なホテル」の仕掛人が語る技術
「皆さん、ちゃんと考えてますか?」
富田直美さん、H.I.Sの「変なホテル」の仕掛人のスピーチに圧倒されてしまった。
「この人はとんでもない価値を提供しているのではないか」そんな受け止め方をした。
会場でも、拍手、ポカーンと衝撃を受けてる人、堂々と手を挙げる人、一生懸命書き留めてる人、もちろん響かない人もいたと思う。
様々なことを訴える中で、気になったことを紹介したい。
「技術は道具だ」
「道具には良い面も悪い面もある。それを理解した上で、利用できるのが人間だ。」ということを富田氏は 講演されており、包丁、AI、ドローンを事例に出してた。
Twitter上で、孫社長botもろうそくと電球に例えて技術革新に言及しており、私はこの考え方が好きだ。
ロウソクは、心を豊かにしてくれる。電気は生活を豊かにしてくれる。 ロウソクの心地良さを変えたくないとて電気を積極的に受け入れていかないと文明に取り残される。
— 孫正義 名言集 (@masayoshisonbot) 2018年10月18日
技術を良い方向(適材適所)に使って、自分のやりたいことを実現しようというというポジティブさ。
しかし、適材適所という言葉がまた難しい。
富田氏は自身をラジコンの神と称しており、ドローンに関する権威であり、日本のドローンのインストラクター資格の1号保持者、ドローンの空撮によるハウステンボスのPR動画作成、と、様々な活用をしているものの、ドローンによる宅配に関しては疑問をいだいているようだった。
技術を知っていて、適材な場所で活用してる中での発言であるからこそ、重い。
そして、私は思考停止となる。
が、ここでamazon先生がドローンによる配達を試験をしていることも知っている。
技術の利用については、使いこなせないと置いてかれるのは現実なのだ。
今やお年寄りもスマホを使う時代。Instagramの人気おばあちゃんが出てくる時代。
富田氏については、実際にドローンの配達をしてないわけではなくて、ハウステンボスで披露しているとのこと。
「未来の絵の中にドローンが1機写りこんでることはよくあるけど、本当に宅配が実現したら空を埋め尽くしてしまう。
これは美しくない。」
ここに、感性が出てくるのか。
スピーチのテーマはこの記事を通して話していることと近いので、興味がある方は見てください。
https://mewcket.com/hapi-robo/product/65
非常に感銘を受けたので、まだ、何回か講演からの話を綴りたい。